コロナ自粛で室内にいる時間が長くなると、気になるビタミンD不足とは?
美容の大敵と言えば、紫外線!!
アンチエイジングを心がけるなら、お肌にダメージを与え、シミやしわの原因になる紫外線は絶対避けたいものの一つですね
ところが
コロナ自粛で紫外線を浴びる機会が減ったら、ビタミンD不足が心配という記事を見かける機会が増えてきました。
たかがビタミンD、どうせ 骨折しやすくなるとかいうんでしょ?
くらいに考えていたら、大間違い!
実は、紫外線を浴びずにいると、ビタミンD不足で、もっと深刻な健康上の問題が起こることもあるんだそうです。
美容に心がけながらも、ビタミンD不足にならないためには どうすればいいのかをフカボリします。
ビタミンDの効果や、ビタミンd不足で起こる欠乏症・予防効果とはどんなものか
アンチエイジング対策のための、行き過ぎたUVカットには、意外な落とし穴がありました
何を隠そう、これを書いている私自身が、やりすぎというほどのUVカットな生活を実行してきました。
というのも、肌が弱いのか、人一倍 日焼けでシミができやすい体質で、ちょっとの紫外線で毎年びっくりするほどシミが増えるようになってきたからです。
例えば、家から外に出るときは、顔にUVケアアイテムを塗り、腕は、長そでまたは、UVアームカバーでケア、足部もパンツやスパッツで覆い時には、帽子や日傘で二重に紫外線カットをするときもあって、全身をUVカット!紫外線を浴びる箇所がありません。
ところが、近年の研究で、ビタミンD不足で起こる弊害についていろんな報告を聞くようになると、やりすぎたUVカットを反省する気持ちになりました。
美容よりもっと大切な、寿命や命に係わる健康を損ねることがないよう、ここから載せますね。
ビタミンdの役割と健康について
ビタミンdは、体内では作ることができない栄養素で、紫外線を浴びることや食物で摂取することで取り込むことができます。
ビタミンDが不足すれば、カルシウムとリンの吸収が不十分になって、筋肉や骨が弱くなり、骨折の危険が増えたり,関節に痛みが起こったりする原因になるといわれています。
具体的には、赤ちゃんや子供にビタミンDが不足すると、くる病を発生し、大人の場合は、骨粗鬆症のような骨の病気を起こしやすくなってしまいます。
また、ビタミンDには遺伝子の働きを調節する働きがあることも最近分かってきました。
ビタミンdは、がん発生の抑制や糖尿病予防、自閉症などの心の病気にもかかわってくる栄養素で、
免疫力を高めてくれるから、花粉症の症状緩和につながるともされ、アレルギーの観点からも最近は注目が集まっています。
アンチエイジングを考えれば、紫外線を浴びたくはないのですが、これだけたくさんの病気を予防する効果があると知れば、ビタミンD不足は避けたいですね。
特に、UV対策に熱心な女性の場合、ビタミンDを多く含む魚類やきのこを十分に摂取していなければ、慢性的なビタミンD不足になっていることもあるそうなので、要注意です。
アンチエイジングの大敵、紫外線を気にしながらのビタミンD対策とは
紫外線の影響を受けにくい手のひらに紫外線を浴びてビタミンDを補う方法
一番手っ取り早く、手軽にビタミンDを補うなら、紫外線を浴びることにつきます。
夏に、肌の露出度10%で30分紫外線を浴びると、約7~800IUのビタミンDが体内につくられます。
健康的な大人が1日にとってよいビタミンDの上限は、10000IUなので、足または腕などを露出させて、30分程度野外で過ごすことが必要で
日差しが弱い冬には、さらに長い時間紫外線にさらされることが必要になります。
でも、シミやしわの原因になるから、紫外線は絶対浴びたくないという方もいらっしゃると思います。
その場合は、紫外線を浴びても一番影響が少ない場所として、手のひらがおすすめ。
手のひらを上に向けた状態で、膝の上などに置くなどの状態で日光を浴びます。
ただ、手のひらだけだと面積的に少ないため、紫外線でビタミンd不足を補うためには、時間がより長くかかります。
魚やキノコ類の摂取で、ビタミンDを補う方法
また、紫外線だけでなく、食べ物でもビタミンdは補えるので、意識して食べたい食材があります。
それが魚類とキノコ類です。
背の青い魚、サケ、マス、ウナギ、ちりめんじゃこなど、まずは魚を意識して食べるよう心がけます。
また、干しシイタケもビタミンDが多いキノコとして有名ですが、
購入後に、日光に当てることで、ビタミンdの量が増えますので、すぐに冷蔵庫に入れずに、蒸れにくいザルなどに並べて日に当ててからいただきます。
普段あまり積極的に食べるご家庭が少ないであろうキクラゲもビタミンDが豊富です。
この食材は、食物繊維も多く、美容的にもおすすめな食材なので積極的に食べてみてはいかがでしょうか
アンチエイジングのためのUVカット!でも、ビタミンDは、健康のために工夫して取りたい栄養素です
アンチエイジングのために、しっかりと紫外線カットを実行されている方は多いと思います。
ただ、行き過ぎた紫外線カットに加えて、食品でもビタミンDが不足している場合は、健康上の問題が気になります。
よく知られている弊害が、カルシウムとリンの吸収が不十分になって、筋肉や骨が弱くなったり、骨折の危険が増えたり、骨粗しょう症を起こしたりですが
ビタミンdが免疫力を高めることにもつながるということが徐々にわかってきた昨今では
がん、糖尿病、動脈硬化のような成人病
うつ病や総合失調症、発達障害、自閉症のような心の病
不妊、花粉症
などの症状にもビタミンD不足がかかわっている可能性があるとして、研究が進められています。
アンチエイジングのためにカットしたい紫外線ですが、影響が少ない場所に短時間浴びたり、魚やキノコなどで積極的に補うことは必要です
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